仮想通貨がどうFacebookに利益をもたらすか?

by Andrew McGuinness     7月 16, 2019

フェイスブックは、ソーシャルメディア・プラットフォーム界の革命児です。存在する中では初のソーシャルメディアではないものの、今日でもまだ使用されているほどに繁栄・発展を遂げてきました。

今日でもまだ使用されているだけではなく、フェイスブックは世界中で広く使われ、戦略を真似た同様のプラットフォームが同じ道をたどることを可能にしています。ソーシャルメディア・プラットフォームの世界でフェイスブックが成し遂げた多くのことのように、仮想通貨は通貨の世界を祝福してきました。フェイスブックが創られる前にソーシャルメディア・プラットフォームが存在していたのとほぼ同じように、仮想通貨が登場するまでは、ただの通貨が存在していたのです。しかし、フェイスブックがソーシャルメディア・プラットフォームの一歩先を進んだように、仮想通貨もまた法定通貨より一つ歩を進めたのです。

では、この二つはどう関連しているのでしょうか?事実、フェイスブックの創始者であるマーク・ザッカーバーグは、仮想通貨の世界と、技術・資金管理の未来を提供するその革新に興味を持っているように見えます。しかし正確には、ザッカーバーグがどうフェイスブックに仮想通貨を活用し、そのまた逆も活用するのでしょうか?

  1.分散型

フェイスブック創始者のマーク・ザッカーバーグは、仮想通貨保持者が完全なる所有権を維持できるという特徴に、特に関心を抱いています。仮想通貨保持者は全取引を直接管理し、実行します。そして送金者から受金者に、お金が直接送られるのです。仲介者は存在しません。

  2.中央集権型の問題

技術の世界で直面しがちな問題は、技術的な前進のために供給される資金を、政府が管理する機関や大手の技術企業が引き継いでしまうことです。それだけでなく、こうした機関や企業は、各個人の出費を追跡し続けているのです。これは過保護な環境で、個人個人が監視されていると感じる原因になります。こうした機関や企業の目的は、個人のどんな動きも監視し、できる限り自力で行動を起こさないようにし、特定の金融機関・政府機関に頼らざるを得ない状況をつくることです。

  3.主な関心

この理由で、ザッカーバーグは取引ごとに認可機関に相談する必要性と、こうした機関がすべての動きを監視することを区別してくれる、分散管理型の側面に興味を持っているのです。この分散型の特徴は、ブロックチェーン技術と仮想通貨によってのみ可能で、導入されるものです。ですから、ザッカーバーグがフェイスブックを絡めて、こうした分野に貢献することはありえるのです。

  4.フェイスブックの仮想通貨?

疑問点は、マーク・ザッカーバーグがフェイスブックの仮想通貨へと続く方法で、フェイスブックを関与させるかどうかです。このことはまだ確定でも否認でもありませんが、私たちはザッカーバーグに、このことをただ通過させるべきではありません。多くの企業がこのルートを通って、自身のデジタル通貨をつくると決めました。コダックはその一つであり、またマッチプールもそうです。

もし、どこかの企業が自分の仮想通貨をつくり、成功させるのに充分な幅広い聴衆を持っているとしたら、それはフェイスブックのことです。フェイスブックは現在アクティブな、およそ20億人のユーザーを抱えています。もし、このことが仮想通貨の世界に解釈されるとしたら、利益はとてつもなく大きなものになるでしょう。

結論

マーク・ザッカーバーグがフェイスブック仮想通貨をつくるという確実な事実はないものの、ザッカーバーグはこの二つをつなぎ合わせることに大変興味を持っているようです。ザッカーバーグの最大のモチベーションは、分散型から利益を得ることです。これがブロックチェーンと仮想通貨のもっとも素晴らしい成果であるようにザッカーバーグは感じていて、その拡大に貢献したがっているのです。





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