市場分析はどうするか。テクニカル分析か、ファンダメンタル分析か?

by Andrew McGuinness     5月 02, 2018

賢く投資し、利益のために利用できる情報すべてを活用するためには、市場を分析する必要があります。肝心なのは、市場はいくつかの方法で分析できる、という点です。そして効率のよさとベストな成果報酬が得られそうだという事実から、2種類の市場分析が特によく使用されています。

この2つの分析が、テクニカル分析とファンダメンタル分析です。この2つは、過去の市場パターンを上手く追跡できているだけでなく、市場が将来どの方向に行くか判断できるため、幅広く利用されています。しかし市場分析となると、この2つはスポットライトを浴びようといつも競り合っています。ではテクニカル分析とファンダメンタル分析のどちらを、専門家はベストな分析法だと言っているのでしょうか?実を言うと、どんな市場情報とどんな期間を分析したいのかによって、両分析法には長所と短所があります。ですから、真に問うべきなのは、どちらの分析法が自分にむいているのかです。

  1. 時間

企業創設以来の年月を通じて、安定性、成長、小幅な下落と大きな損失の兆候を示す結果を入手しながら、長期的に市場を分析しようとしているなら、ファンダメンタル分析が最適である可能性が高いでしょう。しかし反対に、月、週、日(時には分刻みで)をカバーする短期調整をお望みなら、テクニカル分析が良いでしょう。

  2. 使用基準

この2つのタイプの分析は、成果をあげるために明らかに異なる基準を使います。企業の損益計算書、貸借対照表(バランスシート)またはキャッシュフロー計算書を調査したいのであれば、ファンダメンタル分析が適しています。反対に、企業のこうしたプロセスにおける金融細目を考慮せずに株式市場チャートを読み解きたいのであれば、テクニカル分析向きです。

  3. 各分析法に適した株の種類

テクニカルアナリストはおそらく、長期にわたり安定した利益をあげず、むしろ(そもそも利益をあげることができれば)投資直後に突然の利益をもたらす短期投資寄りである一方、ファンダメンタル分析は安全性に特化しています。ファンダメンタル分析は慎重で、長期にわたるその企業の市場での動き、安定性の確保と維持能力を慎重に分析します。

この二つの分析方法の違いと目標設定の違いを表現する便利な方法は、この2つと、異なるタイプの不動産購入者とを比較することです。家を購入する前に入念に下調べし、いざ家を買うと、何十年もそこに住むタイプ。こういう購入者はファンダメンタル分析に似ています。そしてもう一つのタイプは、主に別のタイプの家の価格を中心としたコアリサーチを少し行い、他の不動産購入者の中での人気度を調べる購入者。家を購入する際には、短期間のうちに、市場に戻して転売し、できるかぎり利用します。このやり方テクニカル分析と非常によく似ています。

結論

自分がどんなタイプの投資家か、市場分析で何を狙うのか、そして取り扱いたい時間枠は何なのかが分かれば、自分に合った分析タイプを見つけるのはたやすいはずです。ファンダメンタル分析とテクニカル分析はそれぞれ、異なる目標を持つ異なるタイプの人に適していますので、自分の特定の環境に合ったものを選ばなければなりません。





ラーニングセンター、Broker Insights、
独占プロモーションを無料で無制限にご利用いただけます。