株式投資の前に検討しなければならない5つの要素

by Andrew McGuinness     7月 16, 2019

株式投資者、株式市場への投資に関心を持つ人全員が、企業に何を求めるべきか気がついていません。自分の運を試そうとするはたくさんいます。ギャンブルと非常によく似ています。でも、賭け事をするつもりなら、資金が増える方法をもう少し理解できるように、少しだけ研究してみませんか。

向こう見ずにお金を投げ入れたり、まったくの運頼みにするほど面白くはないでしょう。とはいえ、考えてみてください。我々のほとんどは運に恵まれていませんし、毎日勝つことはありませんし、行動をおこさず、運頼みにすれば、成功の可能性は減ってしまいます。このため、そろそろ、人生とお金を自分自身の手中におさめて、手当たり次第に投資する前に自分のオプションをよく考えてみましょう。以下、株式市場に投資する前に、絶対に考えなければならない5つの要素をあげます。

1.市場での安定した地位

投資する前に、安定性という要素を検討することは必要不可欠です。特に投資を始めたばかりで経験があまりないか、正真正銘、初めての投資をするのであれば、まちがいなく成長が見込まれるか、一貫性を保っているように見える安定株をみつける必要があります。

2.企業経営

経営方法だけではなく、企業経営者も検討すべき重要な点です。そのためには、企業のWebサイト(投資価値のある企業であれば、自社サイトを持っているはずです)をチェックして、上級管理職のリストを調べることができます。

幹部の企業での略歴、占めている地位で求められている点が職歴とバックグラウンドと共に書かれているページがあるはずです。企業幹部の過去の実績と共に、現在、企業のために何をしているのかを調べ、研究することは欠かせません。取引関連の出版物も見ておけば役に立つでしょう。

3.競争力

特定企業の状態と立ち位置を適切に分析するために、重要となるのは、関連部門の会社の中での立ち位置と、競争力を付けている要因に対する調査です。競合企業と比べ、底辺にいるのであれば、投資先としてお勧めできないのは明らかです。とはいえ、小さいながらも有望そうにみえるのであれば、再検討したいと思うかもしれません。競争力を考える時には、国内企業のみならず海外企業の調査も重要だということを最後に注意してください。

4.企業の貸借対照表(バランスシート)

投資について本当に真剣に考え、多額の投資を考えていらっしゃるのであれば、企業の貸借対照表(バランスシート)を見て賭けるのがなんといっても安全です。貸借対照表には、企業の負債、流動性レベル、在庫レベル、収益、資本、資産、粗利益などの情報が含まれています。

この情報すべてにアクセスすれば、市場だけではなく、紙面上でも、企業の実際の価値を分析できます。たとえば、企業の収益が非常に多いものの、負債はさらに多ければ、明らかに投資見込みを妨げるものになります。

5.基本情報

投資を確定する前に、企業の基本情報を検討することが大切です。この基本情報には、何よりも、その企業が実際は何を行っているのかが含まれています。ユニークかつ革新的で、社会に貢献しそうな企業なのでしょうか。それとも、大きく拡大しながらも、一層の成長に向けての努力がほぼ見られない企業の一つにすぎないのでしょうか。このような情報があれば、その企業に投資価値があるかどうかについての理解を深めることができます。





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