8. ヒストリカルデータの準備・利用

はじめに

過去の価格データ(ヒストリカルデータ)をダウンロードし、チャートに表示させることができます。

MT4上の操作で入手できるMetaQuotes社のデータのほか、海外FXブローカーのFXDDや国内FXブローカーのFXTFなどからダウンロードしたデータをインストールすることもできます。

MetaQuotes社のヒストリカルデータ入手方法

ツールから「ヒストリーセンター」をクリックします。

ヒストリーセンターが開きます。

ヒストリカルデータを利用したい通貨ペアをダブルクリックして展開します。

利用したい時間軸を選択して、ダウンロードをクリックします。

MetaQuotes社のデータは精度が悪い?

MT4上の操作だけで、簡単に入手できるMetaQuotes社のヒストリカルデータですが、バックテストを行うトレーダーからの評価はあまり高くありません。それは、特に細かい時間軸でのデータの精度が悪いからです。バックテストは、できる限り実際に近いチャートデータで行う必要があるため、バックテストのもとになるヒストリカルデータの精度が悪いと、実際の運用の予測が立てづらくなります。

外部サービスから入手したヒストリカルデータのインストール方法

既存のヒストリカルデータの削除

FXブローカーのホームページなどから入手したヒストリカルデータをインストールできます。

上部メニューのファイルから「データフォルダを開く」をクリックします。

データフォルダが開きます。

MT4はこの時点で終了させておくことを推奨します。

まず、既存のhistoryデータを削除します。

データフォルダ内のhistoryフォルダを開きます。

historyフォルダ以下の構成は各FXブローカーによって異なります。

ここでは「TitanFX-02」または「TitanFX-Demo01」を開きます。

これから新しくヒストリカルデータをインストールする通貨ペアのhstファイルを削除します。ここでは、USDJPYのhstをすべて削除

バーの数を最大に設定する

MT4を起動します。

上部メニューのツール「オプション」をクリックします。

オプション画面が表示されます。

「チャート」タブを選択します。

「ヒストリー内の最大バー数」「チャートの最大バー数」にそれぞれ「9999999999999999」を入力します。

入力後OKを押して設定を完了します。

外部データのインポート

上部メニューのツール「ヒストリーセンター」を開きます。

外部から入手したヒストリーデータをインポートした通貨ペアの時間軸を選択したうえで「インポート」をクリックします。




インポートウィンドウが開きます。

「参照」をクリックして、インポートするファイルを選択します。

もし、そのファイルが拡張子ために表示されない場合には、右下で”All Files”を選択します。

ファイル選択後、OKボタンをクリックしてインポートを完了してください。

MT4を再起動すると、インポートしたヒストリカルデータが反映されています。

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